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シャンパーニュ委員会
シャンパーニュというワインが、これだけ世界的な名声と威信を勝ち得たのはメゾンのおかげです。
シャンパーニュメゾン組合は、有名ブランドのシャンパーニュ(生産量は少ない場合も)を醸造するメゾンによる組織です。厳選した畑から購入したブドウをブレンドすることで、各メゾンの独特なスタイルを持ったシャンパーニュが生まれます。
メゾンの醸造責任者の特別な才能は、異なるブドウ品種、クリュ、収穫年の原酒を組み合わせ、自社ブランド独自の味わいのキュヴェを毎年変わらず作り出す技にあります。シャンパーニュを造るブドウは、長期契約を結んでいるブドウ栽培者から買い付けます。
現在、シャンパーニュメゾンは、シャンパーニュ地方から出荷されるシャンパーニュの3分の2以上、輸出市場の90%を占めています。
1882年、「シャンパーニュ地方ワイン商業組合(syndicat du commerce des vins de Champagne、現在のシャンパーニュメゾン組合の前身)」が設立されました。組合では特に、「シャンパーニュ」の名称の保護を訴えてきました。そのため、フランス国内外での「シャンパーニュ」名称を濫用する者を法的に訴え、常に勝利を得てきました。こうした活動がなければ、「シャンパーニュ」はすべての発泡ワインの総称になっていたかもしれません。
この組合設立の裏には、フィロキセラ病の撲滅がありました。シャンパーニュメゾンはシャンパーニュ地方ワイン生産者協会を設立します。これは、連帯して病害に対抗し、困難な状態にあったブドウ栽培者を助けるためです。現在、この主要な使命(シャンパーニュ名称の保護と栽培技術・ワイン醸造技術の発展)は、シャンパーニュ委員会(CICV)の下で、栽培者とシャンパーニュメゾンの共同の活動として引き継がれています。
シャンパーニュメゾン組合は、有名な銘柄のシャンパーニュ(生産量は少ない場合も)を醸造するメゾンによる組織です。こうしたメゾンでは、自社ブランドのアサンブラージュ用に厳選したクリュをブドウ農家から買い付けて醸造を行います。
シャンパーニュ地方を旅する際は、ぜひともシャンパーニュメゾンもご見学ください。以下のボタンをクリックし、見学を受け付けているシャンパーニュメゾンに関するデータや、訪問のためのアクセス情報などをチェックしてください。
シャンパーニュ地方で素晴らしい出会いがありますように!